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【18】アクティブファンドを選んではいけない理由とは?

「インデックスファンドだって将来を保証しないのでは?」と思うでしょうが、その通りです。ただし、アクティブファンドに比べると低コストの分、利益は生まれやすくなります。費用対効果を考えれば、金融資産を使った運用はやはりインデックスファンドのような低コストの商品を使ってはじめるのがオーソドックスなやり方だと思います。

近年であれば、「NISA」や「つみたてNISA」、「iDeCo」では日経平均株価など主要なインデックスを対象としたファンドがラインナップされていて、これら制度を活用すれば、税制や控除の優遇も受けられます。まずは、ここから始めてみてはいかがでしょうか。

それでもアクティブファンドに投資したくなる気持ち。わからないでも無いですが、アクティブファンドを探す時間と手間があるなら、不動産など実物資産への投資に時間を費やすべきだと思います。

実物資産は金融資産に比べ「歪み」が大きく、超過収益の機会が金融資産に比べ圧倒的に多いと思うからです。

内藤 忍 (ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、金融機関勤務を経て1999年にマネックス証券の創業に参画。同社は、東証一部上場企業となる。その後、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役などを経て、現職。著作は40冊以上。2015年には銀座に「SHINOBY`S BAR 銀座」をオープン。無料のメールマガジン「資産デザイン研究所メール」は購読者が約47,000人という人気

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内藤忍

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