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プラチナカードを使ったグルメ体験など 2/3 

鉄道系クレジットカードがリニューアル

新たに始まったクレジットカードの情報もお伝えします。東武鉄道系の東武マーケティングは5月29日より新しい東武カードの発行を始めています。グレードは一般(年会費1320円)、ゴールド(年会費7920円)、VIP(年会費33000円)の3種類で、いずれも国際ブランドはJCBです。基本ポイント還元率は一般0.5%、ゴールド1.0%、VIP1.5%となっています。

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新しい東武カード。画像出典:プレスリリース

注目すべきは東武百貨店や東武ホテル、東武ゴルフといった東武グループ施設を利用した時のポイント還元率の高さです。完全招待制のVIPの場合、東武百貨店においてカード提示で8.5%、決済で1.5%と、合計で10%のポイントが付与されます。鉄道利用に関しても、モバイルPASMO東武鉄道定期券の購入で6.0%、モバイルPASMOオートチャージで1.5%、東武鉄道チケットレスサービスの利用に関しては16.0%と驚異的な高さです。東武百貨店(一部店舗)では専用サロンも用意されています。プライオリティ・パスやプラチナ・コンシェルジュデスクも付帯しているので、ポイント高還元のプラチナカードといったところでしょう。普段から東武系のサービスを使うなど恩恵を受けられるのは特定の人となりますが、該当するならコストパフォーマンスの高いハイクラスカードとして使えると思います。

−−−エグゼクティブにとって別荘をはじめとする不動産取引はお馴染みだが、使い勝手に優れるマイルがためられるサービスはお得なはず。鉄道会社はグループのシナジーを活かしたクレジットカードのサービスを展開しており、日常で利用する機会が多いなら持っておいてよいのかもしれない。次回、7月最後は金融やポイントに関連する最近のニュースについて解説する。

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菊地 崇仁 (きくち たかひと)

株式会社ポイ探 代表取締役。大学卒業後、日本電信電話株式会社(現NTT東日本)入社。システム開発に携わる。2002年の同社を退社後、友人と共に起業。ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、2011年代表取締役に就任。現在All About、カカクコム、ECZine、日経トレンディネットへ記事を提供する他、テレビ・雑誌でも活躍中。著書に「新かんたんポイント&カード生活 (自由国民社)」、「できるAmazonスタート→活用 完全ガイド(インプレス)」他。

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