エココンシャスなリゾートが人気

この進化し続けるランカウイ島で長期滞在者に最も高い人気を誇っているのがダタイ・ランカウイというリゾートです。上記のエルス・クラブの近くにあるダタイは、エココンシャスなリゾートとして知られています。ダタイにあるタイ料理のレストランも絶品なので、宿泊しなくとも食事だけでも訪れる価値があるリゾートで、海沿いの断崖絶壁に極力手つかずの自然を残しながら作られています。

ランカウイ島の北部という秘境にあり、かつ自然へのダメージをなるべく少なくするために、重機を入れずに建設時には象を使って大きな資材の運搬や工事を行ったというエピソードを聞きました。ダタイは1993年に開業しましたが、近隣にエルス・クラブという素晴らしいゴルフコースを得てますますその魅力が高まっています。

20年以上前に徹底したこだわりで、近年人気となってきているエココンシャスなリゾートを作り上げた先見の明は素晴らしいと感じました。ダタイの近くにはアンダマンという、こちらもダタイと同じくアンダマン海を臨む素晴らしいリゾートホテルがあり、ウォータースライダーがあるなどよりファミリー向けとなっていますので、同行するメンバーの構成に合わせて両ホテルのどちらかに宿泊し、エルス・クラブでプレーすることをオススメします。

ダタイやアンダマンといった島北部のエココンシャスな秘境リゾートに加えて、既に高い人気を誇っているフォーシーズンズや、昨年にはウェスティンやシェラトンといったブランドを擁するスターウッドグループの最高峰セントレジスが開業するなど、王道の超高級ホテルの数も増えています。

シンガポールからランカウイ島は１時間少しで移動でき、ここも定期的に訪問してリゾートの進化を肌で感じていきたいと考えています。