ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

ハワイ親子留学体験談

E:プナホウスクールは、ハワイ在住の日本人ママさんや日本のインターのママ達からも絶大な人気ですね。私も長男が4歳の時にお友達に夫婦で連れて行ってもらったプナホウのカーニバルで一気に世界感、教育感が変わり、それまでのお受験教育から英語教育にシフトしたほどです。昨年通ってみて、いかがでしたか?

昨年は、最初でよく分からなかったので3週間のうち最初の1週間はハワイネイチャーという、アウトドアばかりのプログラム、残りの2週間をプナホウのサマーキャンプに入れました。ハワイネイチャーはその名の通りとってもサバイバルにあちこちへ行き、息子はかなり体力がある方なのに疲れ果ててしまいました。一方プナホウは、海や映画館、アイススケートや動物園など、ハワイの観光地としても人気がある場所に毎日連れて行ってくれて、それはそれは楽しかった様です。そのため、今年の夏は3週間、プナホウのみに参加しました。今年は、去年一緒に遊んだお友達が覚えていてくれたり、1年目よりもさらに楽しんでいました。

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おせわになった先生

E:遼大君は普段は日本の公立小学校に通っているわけですが、日本とハワイの教育環境や先生の違いなどはどういうところで感じますか?

遼大は、どんな環境でもすぐに馴染めるように全く物怖じをしないのですが、こういった活発な性格が、日本の先生方から見ると「自由すぎる」と注意を受ける事もあります。しかしハワイでは、「日本から来たのにすぐに馴染めてすごいね!」「英語がしゃべれてすごいね!」「日本語しか分からないお友達の通訳をしてくれてありがとう!」と、とにかく何でも褒めてくれます。そして、日本だったら注意される様な自由な行動も「no problem!!」と笑ってくれる大らかさも。遼大の個性を最大限に尊重してたくさん褒めてくれる事で、本人も自信がついてのびのびと過ごすことが出来ています。そういう経験をさせてあげられることはとても貴重だと思っています。

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パパとの思い出もたくさん
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ハワイアンカルチャーも学びました

E:それでは最後に、遼大君の将来の進学や留学などについて、どのようにお考えかをお聞かせ下さい。

主人の会社も急に英語の試験が取り入れられたり、息子が社会に出る頃にはますます英語は必須になっていくと思います。今は週に2回英語のスクールに通っている程度ですが、それでもハワイの先生の指示をしっかり理解し、きちんと文章で受け答えが出来ているので、今の段階ではそれだけで十分満足です(笑)。今後はメインランドや他の国のサマーにもチャレンジしてみたいですが…私だけで子供と1カ月安全に過ごすというプレッシャーを考えると、小さなうちはやはり慣れているハワイかな。その後、どこかのタイミングで本人が留学したいと言えば応援したいと思います。それまでは、まだ親子で気候も良く遊ぶ場所もたくさんあるハワイで私自身も楽しみたいです。

矢島さん、貴重なお話をありがとうございました。

「親子留学」は、お母さんが数週間~1カ月と長期に渡って母子だけで過ごすので、お母さんの過ごしやすさや「日本語が通じるか」「日本食が手に入りやすいか」「日本語が分かるお医者さんがいるか」といった、日々の生活のしやすさも大きなポイントになる。そう、1カ月の滞在となると、旅行ではなく「生活」になる。そういった点も、ハワイが親子留学先として人気がある理由なのだ。

エンリッチ編集部

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