ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

ビジネスも、ライフも、ソーシャルも!
人生はジョイントベンチャーなほうがいい

社会的な活動がビジネスを成功させる能力を高める

つまり、ビジネスとNPO活動というのは両方をやることで高まっていくのです。例えば、横軸がNPOなど社会活動に使う時間、縦軸がビジネスなどでお金を生む能力だとすると、最初はどちらもじわりとしか伸びていきませんが、ある瞬間からJカーブを描くようにグンと上がり、そこから両方がグーッと伸びていきます。

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社会活動に充てる時間をかけても、お金を生む能力が上がりますので、ビジネスに割く時間が短くてもしっかり稼げるというわけです。社会活動などのライフワークは引退してから、という人がいますが、脂がのっているうちにやるからこそ意味があるのです。だから、ビジネスをとるか社会活動をとるか、という選択をするのではなく、両方をやってみることです。

また、自分という存在を考えたときには、ビジネスだけでなく社会活動などのソーシャル、家事や育児などのライフを持つことで3つの軸ができます。すなわち、生きがいも、生きる価値も、社会に提供する能力も持ち合わせたジョイントベンチャーとなれるのです。

せっかく1度しかない人生、たくさんのことをかなえなきゃもったいない。私は自身の経験で本当にそう思います。


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川島 高之 Takayuki Kawashima

1964年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学卒業。
大手総合商社に入社、現在は系列の資産運用会社の社長。

地元の小・中学校のPTA会長、少年野球のコーチなども務めてきた経験を活かし、NPO法人コヂカラ・ニッポン代表、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事を務める。

子育てや家事の経験、商社勤務や会社社長の経験、PTA会長やNPO代表の経験という3つを融合させた講演を、各地で展開中。最近では、「元祖イクボス」としても活動し、その啓蒙にも力を注ぐ。



エンリッチ編集部

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