ヤナセオートシステムズは、外出先での災害の遭遇などでクルマを駐車して避難する際に役立つ「ヤナセ帰宅支援キット」を発売した。

「ヤナセ帰宅支援キット」の利用シーンは、「外出先で災害に遭遇し、クルマを駐車して自宅または近隣の避難所まで徒歩でたどり着くこと」を想定。距離にして30km、時間にして24時間以内の避難行動を支援する、全18の装備品を車載用に厳選した。

車載時にコンパクトに収納できる「オリジナルバックパック」に収容するアイテムは、落下物や転倒によるケガから頭を保護する「折りたたみ式のヘルメット」や、長時間の徒歩移動に備えて靴擦れやまめを防止する「保護パッド」、さらに「ヘッドライト」「パック入り飲料水」に加え、避難行動時の注意点などを記載した独自編集の「帰宅支援マニュアル」などで構成される。

東日本大震災の発生以降は防災意識の高まりからホームセンターなどでも多くの「防災キット」が販売されている。YASはその先駆けとして2005年に車載用「ヤナセ・オリジナル防災キット」を発売。2010年から毎年売上の一部を日本赤十字社に寄付しており、「ヤナセ帰宅支援キット」も同様に寄付活動を継続する。