2025年8月5日、ベントレーモーターズは、カリフォルニアで開催された「モントレー・カー・ウィーク」に参加し、過去・現在・未来を象徴するモデルを展示した。

「ザ・クエイル：モータースポーツ・ギャザリング」では、現在のベントレーを展示。第4世代となるコンチネンタル GT/GTC、フライングスパーのコアモデルおよびアズールモデルに加え、新型ベンテイガ スピードも展示され、いずれも今回が米国初公開となった。

ベントレーが描く未来のラグジュアリー ビジョンを体現したコンセプトカー「EXP 15」は、8月17日にペブルビーチ・コンクール・デレガンス内の特別展示エリアにて、世界で初めて一般公開。今回初めてモントレーでの公式プログラムに加わった。

過去からは、ベントレー・ヘリテージ・コレクションより、1939年製のワンオフモデル「マークV コーニッシュ」が登場。

この車はベントレーが空力デザインと流線型ボディの研究を始めた初期の重要な一台で、第二次世界大戦の勃発時、オリジナルのボディは破壊されシャシーも長らく行方不明となっていたが、25年前にそのシャシーが発見され、熱心な愛好家たちが当時のマークVの部品と図面をもとに再現を試みた。その後、同プロジェクトは2018年にベントレー社に引き継がれ、2019年のベントレー100周年に合わせて完成した。なお「マークV コーニッシュ」が英国とフランス以外に登場したのは今回が初。