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アートギャラリーを知る 
青山和平 A LIGHTHOUSE CALLED KANATA

作家が持つ「その先の可能性」を見出し、二人三脚で歩む

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E:所属している作家の方とはどのようなご縁で出会うことが多いのでしょうか。

青山:作家さんから来ることが多いです。年間100人以上の作家さんよりお問い合わせがあって、そのなかから一緒にお仕事をすることは多くても1〜2名ですね。基本的にアポさえ取っていただければどんな方でも必ず会います。それが私の1つのポリシーで、経歴などは一切見ません。「〇〇大学」とかは一切関係ない、作品のみと向き合ってお付き合いするか判断します。

E:選定のポイントをぜひ教えてください。

青山:ほとんどの作家さんには未完の部分が多いんです。とくに若い方は粗削りなことも。そこに映っている方・そこに立っている方を見るのではなく、その先の未来があるかどうかで判断しようと心がけています。

たとえば、現在KANATAで活躍されている加藤貢介さんが初めて来た時、彼は完全に器の作家として活動していました。素材の美しさを素晴らしい技法で体現していると思ったのですが、表現としては未完の部分もあったので、それを彼にアドバイスして、ダマスカス鋼を用いた抽象彫刻という形を共に生み出しました。

E:所属作家のパフォーマンスを引き出し、より良い関係を築くために心がけていることはありますか?

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青山:どんな人でも自分のことを客観視することが難しいと思います。所属作家さんも同じで、自分は客観的な目線でアドバイスをするように心がけています。ただ一方的に改善方法を論ずるのではなく、作家さん自身に「もっとこうすれば良いんだ」と気づいてもらうことで、さらにその魅力を引き出すことができるよう努めています。

あと、作家さんにとって一番良くないことは「これはダメだよ」「もっとこうして」と口は出すけれど、お金は出さないことだと思っています。助言を経て「抽象表現をやってみたくなりました」となった場合は「私が必ずその作品を買い取ります」と約束します。そうすれば勇気を持って踏み出せる気がします。確約もせずにただただ「作って」と言えないですね。素材も高いですし、時間をかけて制作してくれているので。あとは絶対に良い作品になって販売に繋がるという自信があるから、私は必ずお金を出します。

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エンリッチ編集部

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