テーマパークも海外ブランドを続々と
自然史博物館の目玉は世界的にも貴重な恐竜の化石のコレクションです。特に、世界で唯一のTレックスが2体絡み合っているスタイルでの展示は迫力満点でした。うちの一体はスタンと呼ばれている個体で、20年10月にクリスティーズのオークションで約3,200万ドル(約50億円)で落札されました。

これは当時、恐竜の化石としては史上最高額でしたが、その後に別の品種の恐竜の化石に記録自体は塗り替えられています。しかし、このスタンはTレックスの中で最も保存状態の良い全身骨格といわれており、さらにTレックスは世界中の恐竜の中でも知名度・人気とともに最高なので、もしこの個体が現在オークションにかけられたとしたら、100億円を超える価値がつく可能性も十分にあると予想されています。
他にも、こちらも世界で唯一である同じ場所から見つかった複数の個体のトリケラトプスの展示に、超大型の草食恐竜の化石も多数あり、恐竜の化石のコレクションだけでも世界有数の内容となっていました。

また、恐竜の化石以外にも地球の歴史よりも古い隕石やシロナガスクジラの全身骨格など様々な貴重な展示がたくさんあり、家族全員満足できる内容でした。
翌日には、フェラーリやワーナーブラザーズなど欧米のブランドが冠されたテーマパークが集まるヤス島にできたシーワールド・アブダビを訪れました。こちらも、オーランドに本拠を置くテーマパークの分園ですが、迫力のある水槽群に加えて80人が円形のシートに座って球体のスクリーンの中を動きながら風などによって浮遊感も感じられるアトラクションなど、今まで経験のしたことのないタイプのものもあり、こちらも十分に満足できました。
このヤス島には最強のテーマパークブランドであるディズニーランドの開発も決定しており、世界で有数の産油国のテーマパークらしく最大1兆円の巨費を投じて、2030-33年ころの開業を目指してまずは1-2年かけてコンセプト作りがなされる予定です。前述したシーワールドもそうでしたが、夏場には50度に迫る過酷な気候なので、室内部分が多くなることが開発費が膨らむ理由のようです。
こちらも30年以降の完成予定ですが、アブダビとドバイ間には最高時速300km以上の超高速鉄道も建設される予定で、これが完成すれば30分ほどで両都市間は移動できるようになります。今後、両都市のそれぞれの持ち味を活かしながら、両都市が一体となってさらに魅力が高まっていくと期待しています。
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