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カリブ海クルーズ 1/3 
グローバルで拡大するクルーズビジネス

10日間のクルーズ旅行の様子

マイアミからカリブ海クルーズに出発するときに驚いたのは、マイアミ港に同じ日に出発する巨大なクルーズ船が4隻も泊まっていたことです。どの船もノルウェイジャン・エスケープとそん色ない大きさだったので、合わせて1.5万人以上がその日にマイアミからカリブ海クルーズに出掛けていたことになります。平均して1人あたり30~35万円はクルーズ中に旅行代金含めて使うようですから、同時に出発するクルーズだけで50億円単位のお金が動くことになります。

エンリッチ ウルトラリッチ クルーズ船内

クルーズに参加した初日の夜は船内のイベントやエクスカージョン(日帰り旅行)の申し込み、Wi-Fiの契約などでロビーはごった返しています。私たちが参加したクルーズは日曜日の夕方にマイアミを出港して4日目の朝までずっと東に向かい、4日目からセント・マーティン島(フランス/オランダ)→米国領ヴァージン諸島→英領ヴァージン諸島と連日周って、1日おいて移動してからバハマに移動するというスケジュールでした。

2日目、3日目は終日海の上なので、かなり朝早くに起きて席を取りに行かなければ、プールサイドの良い場所のチェアは抑えられています。クルーズに参加している人のほとんどはリピーターのようでこうしたクルーズ旅行の動き方に不慣れな私たちは、色々なところで苦戦してしまいました。

もう1つ船内で驚いたのは、スペイン語のウェイトがとても大きいことです。マイアミ滞在中もショッピングモールなどあちこちでスペイン語を耳にしましたが、クルーズ船の中では英語の後に必ずスペイン語の放送が流れ、上記の初日のエクスカージョンの受付ではスペイン語のブースまで設けられていました。

ヒスパニック系の移民が多いフロリダではスペイン語の存在感が大きくなっていると聞いてはいたのですが、ここまでかとクルーズ船の中で驚きました。今回の旅行中は米国のどの都市に行っても大統領選挙におけるトランプ旋風が話題となっていましたが、彼の支持者の中心を占めているという移民に反感を持つ白人層があれほど多くなっている背景もこのあたりにあるのかと考えさせられました。

上記の各島は全てエクスカージョンに参加して色々と見てきたので、各島の様子については次回以降で詳細に紹介していきます。

岡村聡_300

岡村 聡 (おかむら さとし)

シンガポールで資産運用のアドバイスを行う株式会社S&S investments代表取締役。 マッキンゼー&カンパニー、アドバンテッジ・パートナーズなどを経て、2010年11月に妻と2人で同社を設立。現在、資産運用に加えて、海外移住や海外不動産投資などのコンサルティングも行っている。著書に「世界の超富裕層だけがやっているお金の習慣」(KADOKAWA/中経出版)など。

連載コラム

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岡村聡 著
 
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KADOKAWA 1,540円(税込)
 
日本とシンガポールで、超富裕層を対象にファミリーオフィスを経営する著者が、「本当の富裕層」から学んだ、お金を使いこなし、豊かな人生をおくる術を解き明かす一冊。

岡村聡

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