
モナコ・F1グランプリ、モナコ・E-PRIX(Eプリ)の2つのグランプリが、2025年5月に開催される。昨年末に2031年までモナコでの開催決定が発表されたモナコ・F1グランプリは、今年は100年近い歴史上初となるタイトルパートナーが決定し、また新ルールも導入される。さらにEプリは、同じ週末に2レースが開催されることで注目を集めている。
1929年に初めて開催され、100年近い歴史を誇るモナコF1グランプリは今年で82回目の開催となり、大きな転換期を迎える。まず、グランプリにおいて史上初となるタイトルパートナーが決定し、大会名称に「Formula 1 TAG Heuer Grand Prix de Monaco 2025」と、企業名が冠されることとなった。さらに、新たな競技ルールの導入が正式に発表され、すべてのドライバーに対し、レース中に最低2回のピットストップ(タイヤ交換)を義務付ける事となった。これは、戦略の幅を広げ、レースの展開により一層の変化をもたらすことを目的としたという。
昨年はモナコ出身のシャルル・ルクレール選手が地元初優勝を果たし、大きな話題となった。2025年大会では、タイヤ戦略の多様化と予測不可能な展開が観客に新たな興奮をもたらすことが期待されている。








