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The Style Concierge

トライアスリートに聞く
こと京都 山田敏之

最高のひとときはスタートラインに立った瞬間

E:宮古島のトライアスロンの成績はどうだったんですか?

山田:98年にはじめて出場したときは、完走者1268人の中で318位でした。2001年以降は278位、190位、155位、141位と徐々に上がってきましたね。私の場合、完走するまでの時間は1時間が水泳、5時間がバイク、4時間がランの計10時間ほどです。やっぱり、一番しんどいのは最後のラン。スイムとバイクで身体がへとへとの状態でフルマラソンですから。あとは、宮古島の大会以外にも石川の珠洲や小豆島のトライアスロン大会へ出たり、フルマラソンも年に1、2回出場して、ショートの大会にも出たりね。

E:やはり大会に出るのは達成感を感じますか。

トライアスロン4_6
全日本トライアスロン宮古島大会での様子。

山田:練習もキッチリこなして、仕事も順調にいき、休暇も取れて、大会のスタートに立つ瞬間。これが最高のひとときですね。宮古島の大会では完走者に順位入りのTシャツが配られるんですけど、これで暗黙の上下関係ができるんです(笑)。

E:他の競技と違って、若い人が早いとは限らないのもトライアスロンの魅力ですか。

山田:そうですね。練習量と練習の積み上げが大切です。ロングランは年齢を重ねても早くなりますからね。50代でマラソンをはじめた方も60代までは伸びます。私もヒザを壊して一時はトライアスロンから離れていましたが、60歳での復帰を目指して日々トレーニング中です。

エンリッチ編集部

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