
シックスセンシズは、新潟県妙高市の妙高杉ノ原スキーリゾートでの、マウンテンホテルおよびレジデンスの開発計画を発表した。
「シックスセンシズ妙高」の開発は、シックスセンシズのブランドを所有するIHGホテルズ&リゾーツとペイシャンスキャピタルグループによる初の共同プロジェクトで、その土地の文化と自然環境に共鳴した投資ビジョンのもとに構想されたもの。洗練されたデザインとウェルネス、地域とのつながりを大切に、フランスのクーシュベルやスイスのグシュタードを思わせながらも妙高ならではの魅力を備えた、四季を通じて楽しめるライフスタイル・デスティネーションを目指すという。
シックスセンシズ COOのニール・パーマー氏は同プロジェクトについて次のようにコメント。「妙高高原は、日本で最も歴史のあるスキーエリアのひとつであり、アクセスも良く、冒険心をかき立てる体験と奥深い文化、そして圧倒的な自然美が見事に調和しています。ペイシャンスキャピタルグループとのパートナーシップを通じて誕生するシックスセンシズ妙高は、この歴史ある地に新たな息吹をもたらし、四季を通じた多彩で新鮮な体験を織りなす舞台へと生まれ変わらせることでしょう。」
シックスセンシズ妙高には、全57室の客室とスイートが設けられ、ホテル上層階にシックスセンシズ ブランドを冠した21戸のレジデンスが誕生する。
デザインは、隈研吾氏と久米設計の指揮のもと、施設の建築は「失われた山麓の景観を再生し、自然と調和する地形を取り戻す」というコンセプトを体現。「ゴールデンウィンド(Golden Wind)」と名付けられたデザインは、棚田を渡る陽光と風の流れを表現し、春の木々のきらめきから冬の雪の輝きまで、季節の移ろいと自然のリズムを感じさせるものとなる。
シックスセンシズは1990年代の創業以来、自然の美しさを守りながら、五感と感情に響く体験を提供しており、シックスセンシズ妙高においてもサステナビリティの要素は、建築デザイン、オペレーション、そしてゲストエクスペリエンスのすべてにおいて中核を担うという。








