ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

Go To Travelキャンペーン&マイナンバー 2/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。前回に引き続き、「Go To Travelキャンペーン」に関する情報をお届けする。ーーー

エンリッチkikuchi2008_2

旅行会社では独自の特典を実施
お出かけがよりお得になることも

Go To Travelキャンペーンでは新型コロナウイルス感染拡大を避けるため、参画する宿泊事業者に対して、「本人確認」「検温の徹底」「受付に仕切り版を設置」「風呂や食堂など共用施設利用の人数・時間制限」などの対策を義務付けています。参加者としても、ルールやマナーを守りつつ、安全な旅行を心掛けたいものです。

キャンペーンの実施に伴い、独自の取り組みを始める企業もあります。その一つが、JR東日本です。今回、個人で手配する交通機関の費用は補助の対象外と述べましたが、同社は8月20日~2021年3月31日の間に出発する全方面の新幹線、一部の特急列車のチケットを、ネット予約で50%オフにすると発表しています。

宿泊予約サイトでも、独自の取り組みがあるようです。例えば一休.comでは、Go To Travelキャンペーンに加えて、最大5%のポイントを還元。これにより、同社サイト経由で旅行を申し込めば、宿泊代金の最大40%分が還元されることになります(還元は1泊一人当たり上限1万4000円)。仮に8万円の旅行代金なら、Go To Travelキャンペーンと一休.comで3万2000円の割引となり、支払金額は4万8000円です。他の旅行サイトも同様で、サイト上で申し込めば補助とは別にポイントやマイルを付与するので、お得感は高まります。

一方、旅行と言えば気になることも。それが、7月3日以降に熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨です。熊本県南部、川辺川・球磨川流域の人吉市や球磨村を中心に被害は及び、全国の死者。行方不明巣は計81人にのぼります(7月12日時点)。現地の復興はこれからで、観光客を受け入れられる状況ではないでしょう。こうした事態に対しては、出光カードやセディナなどカード会社やTポイント、gooポイントなどが、ポイントを使った寄付を受け付けています。寄付できるポイントを持っているなら、社会貢献に役立ててはいかがでしょうか。

菊地崇仁

Return Top