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アプリやウェブによる個人間送金 3/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値などを見出す本連載。今月は、アプリやウェブを使った、個人間送金サービスを取り上げている。(1/3から読む)ーーー

クレジットカードから送金できる
ベンチャー発のサービスがリリース

「paymo(ペイモ)」は、2016年6月に設立したスタートアップベンチャー、AnyPay株式会社によるサービスで、今年1月にローンチしました。

「paymo」はサービス上だと「割り勘アプリ」に分類されています。使い方はシンプルで、アプリをダウンロードしたユーザー同士が、個人間で手軽に割り勘ができるというもの。アプリ同士でのやり取りがなくても、直接URLかQRコードで請求を出すこともできます。

例えば、食事やイベントで料金を立て替えるとアプリから請求し、請求を受け取ったユーザーはアプリ経由でアカウント残高、ポイント、あるいはクレジットカード経由で自己負担分を支払うという流れです。

このサービスの最大の特徴は、支払元にクレジットカードを登録できるということ。現時点では、VisaとMastercardが対応していて、利用することでカードポイントが発生しますから、その分はお得だということです。

なお、受け取ったお金はpaymo内で次回の支払いに利用するか、自身の銀行口座に引き出すことができます(1件当たり200円の手数料)。

ただし、現時点で「paymo」はいわゆる”送金”に対応していません。あくまで、”割り勘”という名称ですが、実質的にはクレジットカードからの送金が可能です。

菊地崇仁

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