
飛行機に乗るまでの時間も、旅の一部。そんなひとときを、より豊かに楽しめる空間が羽田空港に誕生した。
2026年10月8日、羽田空港第1ターミナル北ウイングの「JALファーストクラスラウンジ」がリニューアルオープン。これまで「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」として親しまれてきたラウンジが名称を改め、空間やサービスも一新された。
日本の美意識を感じさせるアートや食、仕事やくつろぎのためのスペースなど、搭乗前の時間を豊かにするさまざまな工夫が施されている。
一人で静かに過ごす日も、大切な人と旅を楽しむ日も。出発前のひとときを、自分らしく心地よく過ごせる新たなラウンジの魅力を紹介しよう。
日本の魅力を再発見|美しいアートが出迎える、ファーストクラスラウンジ

まずは専用カウンターでチェックインを済ませた後、専用の保安検査場へ。
手続きを終えて、エスカレーターを上がると、コーポレートカラーの赤を壁面に取り入れた、エレガントな雰囲気のレセプションが出迎える。
左側に進むと、エンリッチの読者であればおなじみのサクララウンジ、右側にはファーストクラスラウンジの入り口が見える。

中に足を踏み入れてまず目に入るのが、アーティスト・藪内公美氏によるアート「千年の舞/Dance of a Thousand Years」。航空機の翼や風の流れを模した有機フォルムに伝統的な鶴の文様を刺繍している。

近づくと、鶴が向かい合う「上下対い鶴」を見つけることができるので、訪れた際はぜひ探してみてほしい。

歩を進めると、またもや目に留まる作品が。

西川雅典氏による「風を聴く/Listening to the wind」も、この空間でひときわ存在感を放っていた。

光沢のある磨き面と和紙のマチエールを対比させた漆工芸オブジェで、力強い躍動感のなかに日本の伝統美が感じられる。
このように、リニューアルしたファーストクラスラウンジは、伝統的な技法を取り入れたアートや、航空機の部品・ラウンジの廃材を再利用した作品や家具など、さまざまな形で日本の文化や美意識に触れられる空間となっている。
搭乗を待つひとときに、作品を眺めながらその背景に思いを巡らせてみてはいかがだろうか。








