
2023年、世界のクルーズ人口が過去最高を記録した。日本でもクルーズラバーが増加の一途をたどっている。かつてのイメージと違い、客層は若年化が進み、海外では40歳未満のミレニアル世代とZ世代が36%を占めたという調査結果もある。なかでも、注目を浴びている「テーマ」を絞ったクルーズ。今回は、「洋上最高峰の美食」クルーズ、オーシャニア・リビエラでまわる、シンガポールからオーストラリアまでの美食三昧の旅を紹介する。
ラルフローレンのスイートで非日常の世界へ
東南アジアの暑さも和らいだ11月、シンガポールからインドネシアの島々をまわり、オーストラリアまで向かうクルーズに乗船した。青い海に島陰が現れたり、水平線に沈む夕日を眺めたり、シャンパンを片手にバルコニーから次々と変わる風景を眺めるのは、船旅ならではの醍醐味だ。
今回のルートは、インドネシアのスラバヤ、バリ、ロンボク、スンバ、コモドの島々を訪ね、オーストラリア・パースまでの航路。17,000もの島々が点在するインドネシアでアイランドホッピングを楽しむ。
船長いわく、狭いルートを進むのは難しく、緊張もするが挑戦しがいもある。島々をぬって複雑な海域をまわることができる中型船クルーズはとくに人気がある。

シンガポールのクルーズターミナルでチェックインすると、ラリック社のクリスタルを贅沢に使用したゴージャスな大階段。モダンで洗練された内装を施した船内には、ピカソの絵など数多くのアートが飾られており、あたかも動く美術館のようだ。
ステイするのは、ラフルローレンホームコレクションのインテリアで豊かに彩られたオーナーズスイート。

家具・照明・寝具など、航海に対するラルフ ローレンの想いを反映したクラシックなインテリアが心地よい。ベランダに置いた屋外用クッションのカバーにも赤、白、青のストライプのファブリックをあしらうなど、あらゆるディテールにラルフ ローレンらしい「クラシック・アメリカン」が香る。上質な素材を使用し、時代に左右されない洗練されたデザインで統一されている。

広さ185㎡以上、客船の横幅いっぱいにスペースをとり、広々としたリビングルーム、キングサイズベッド、バスルームにはジャクージーが完備された贅沢かつ快適な空間だ。24時間バトラーサービスが付き、プライベートライブラリーが備わったエクゼクティブラウンジもカードキーで特別に利用可能。クルーズステイをより思い出深いものにしてくれるだろう。
そして、このクルーズの最大の美点は、なんといっても多彩で上質な料理である。

料理総監修はフランスのドゴール元大統領の料理番を務めたジャック・ぺパン氏。
欧米の数々のテレビ番組にも出演したスターシェフだ。「洋上最高級のレストラン」と称される美食三昧の日々が待っている。








