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「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ」が登場

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タグ・ホイヤーは、これまでにない形態のチタンを採用した「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ」を発表した。

1969年の誕生以来、「モナコ」はタグ・ホイヤーのアイコンコレクションの1つとして君臨してきた。角型ケースや左側に配されたリューズ、シグネチャーのブルーダイヤルが特徴で、特筆すべきは、モナコが世界初の防水性能を備えた自動巻角型クロノグラフ腕時計として登場したこと。この革新により「モナコ」は時計史におけるアイコンとしての地位を確立し、サミー・デイヴィスJr.やスタンリー・キューブリック、スティーブ・マックイーンなどにも愛用された。

一方、タグ・ホイヤーのスプリットセコンド クロノグラフの始まりは、1世紀以上も前に遡る。1900年代初頭から、メゾンはストップウォッチやダッシュボードタイマーといったさまざまなモデルを通じて、この複雑機構の探求に情熱を注いだ。転機となったのは1916年。1/100秒単位で2つの時間を個別に計測できるストップウォッチ「マイクロスプリット」が誕生し、この功績が20世紀初頭のオリンピック競技大会用ストップウォッチからモータースポーツで使用されたダッシュボードタイマーに至るまで、タグ・ホイヤーが高性能計時の分野において確固たる地位を築く礎となった。

以来数十年にわたり、精度の追求はメゾンの技術的熟練と限界に挑み続ける精神を象徴するものとして、スプリットセコンド機構を搭載した新たなタイムピースの開発へと結びついている。

今回のモデルは、開発に4年以上の歳月を要した革新的なチタン素材「TH-チタン」で削り出されたケースが大きな特徴となっている。価格は税込予価で2084万5000円。発売は 2025年5月が予定されている。

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エンリッチ編集部

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