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「ヤマハパフォーマンスダンパー」が「LEXUS LC」に採用

news200731

ヤマハ発動機株式会社の車両用車体制振ダンパー「ヤマハパフォーマンスダンパー」が、LEXUSのフラッグシップクーペ「LEXUS LC500」の一部改良モデル「LEXUS LC500 Convertible」に採用された。

「ヤマハパフォーマンスダンパー」がLEXUSの車両に搭載されるのは、「IS350/300」「RC350/300」「GS350(2WD)/300」「CT200h Version L/C・F SPORT」「NX300h/300 F SPORT」「ES350 Ultra Luxury・F SPORT(海外仕様)/ES300h Ultra Luxury(海外仕様)・Version L・F SPORT」「LX(海外仕様)」「RX450h/300 F SPORT」「UX250h/200(オプション)」に次いで10車種目。

同製品は、乗用車の主要部に搭載する車体制振ダンパー。走行中の車体のごくわずかな変形や振動を穏やかに整え吸収するための装置で、様々なモデルにおいて操縦安定性や快適性の向上に寄与している。2000年に基本概念を発案後、2004年4月に量産品として初めて採用され、2020年1月に累計生産200万本を達成している。

▶︎「ヤマハパフォーマンスダンパー」の特徴
通常、乗用車の車体は走行に伴い1mm以下のごくわずかな変形が生じる。弾性体である金属製の車体は変形に対する減衰性が低いため、外力による変形エネルギーはほぼそのまま蓄積・放出され、固有振動数で変形を繰り返そうとする。同装置は、車体への減衰要素の付加により、車体の変形エネルギーを吸収し、熱エネルギーとして発散。これにより車体の過大な変形速度が抑制され、通常走行時や比較的大きな車体変形を伴う高速走行時においても高い運動性と安定性を両立させ、操縦安定性と快適性の向上に寄与する。

エンリッチ編集部

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