100台を超える往年の名車を展示・紹介・販売する日本初のヘリテージカー・イベント「オートモビル カウンシル 2016」は、会期中に18,572人の来場者を迎え閉幕した。

同イベントには日本国内外の自動車メーカー9社とヘリテージカー専売店19社が出展。初日の午前には、500名近い報道陣がプレスカンファレンスに参加し、入場者を3,000人に限定したプレミアムタイムの午後にも多くの来場者が訪れた。

来場者は20代から80代と幅広い世代にわたり、83歳の男性は、今もマニュアル車を自ら運転するといい、戦後まもなく運転免許を取ったころの話や若い時の憧れの名車に再会できた喜びを語っていた。また、夏休みとあって家族での来場も多く、小学生の男子と父親が、展示コーナーでクルマのイラストを熱心に描く姿も見られた。

メーカーの開発担当者や、カー・デザイナー、自動車ジャーナリスト、雑誌編集者などが、それぞれの立場からクルマの魅力を語るキーノート＆トークセッションも好評のうちに幕を閉じた。最終日には開場1時間前からおよそ500人 のヘリテージカーファンが長蛇の列を作っていた。

次回開催は、幕張メッセにて2017年8月4日（金）から6日（日）の3日間を予定。