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空飛ぶクルマを開発するテトラが世界大会でファイナル進出

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テトラ・アビエーション株式会社で開発したeVTOL航空機は、同社が2018年から取り組んでいる一人乗り航空機開発コンテスト「GoFly」の最終飛行審査Final Fly Offに進んだ。終飛行審査が2020年2月27日から29日にかけて米国エイムズ研究センターにて行われる。

「teTra」は「GoFly」に参加するために東京大学博士課程に在籍する中井佑氏をリーダーとして結成された日本発のプロジェクトチーム。「GoFly」は米国ボーイングが後援する賞金総額2百万ドル(約2億円)の1人乗りエア・モビリティの開発コンテストで、2017年9月からエントリーが開始され、これまでに103か国855チームが参加してきた。その中から選ばれた24チームによる「GoFly」の最終飛行審査がアメリカベイエリアのNASAエイムズ研究センターで開催される。尚、「teTra」は唯一の日本からのチーム。

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「teTra」は2018年6月の第1次審査にてアジア勢で唯一の世界トップ10に選出。その後2019年3月に第2次審査を通過し、今回最終飛行審査出場が決定した。当日は各チームが開発した航空機を実際に飛行させて優勝を争う。

開発する航空機はコンテスト用に特別な飛行許可を得ているのではなく、eVTOLとして既存の航空機許認可に沿って許認可手続きをしている。「teTra」は現在FAA(アメリカ連邦航空局)からの飛行許可取得に向けた更なる実証実験などを進めている。

27-29のGoFly Final Fly Offの模様は、主催者から動画の配信が行われる予定。

GoFly公式サイト:goflyprize.com/final-fly-off

エンリッチ編集部

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