ENRICH(エンリッチ)

The Style Concierge

中古1棟物件 vol.4

2つ目は賃料収入を維持・安定化する為。
新規入居時の賃料に影響するのは主に設備環境ですね。水回り、キッチン、エアコンなどポイントは限られます。過剰な設備投資をしても賃料はあまり変わりありませんから、我々は最小限の設備投資にておいて安定的な賃料を確保するべくご提案させて頂いています。

内藤 物件管理も含め、プロのアドバイスやサポートは重要ですね。

金田 どの不動産会社のどの営業マンから購入するかで不動産投資の8割は決まると思っていま。ポイントは2つあり、1つ目は物件仕入のノウハウ・ネットワークを持っていること。2つ目は金融商品としての側面から、投資のコンサルティングが出来るかということ。不動産会社として顧客がリピート購入して頂くことで販売会社としての価値が図れると考えられます。入居率の高稼働を維持しサポートしていくことが我々の命題であり責務なのです。

内藤 エンリッチ読者にとって、中古1棟不動産投資には大きな魅力があると思います。資金力を生かして低金利の融資を利用する、あるいはスピーディに物件を増やしていくなど、幅広い戦略を練ることができるでしょう。ただし、物件の目利きは信頼できる人と相談しながら進めるべきでしょう。金田さん、今日はとても詳しくお話を伺うことができました。ありがとうございます。

金田 こちらこそ、ありがとうございました。

―――物件価格が高額ゆえ、銀行融資のテクニックも、中古1棟不動産投資では求められる。さらに、取得後のマネジメントも気を配る必要がある。しかしながら事業性が高く、安定・継続的なキャッシュフローを生むのに向いた資産運用であることも事実。エンリッチのオーディエンスにとっては現実的に映るのではないだろうか。


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内藤 忍(ないとう しのぶ)

株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長
一般社団法人海外資産運用教育協会代表理事
東京大学経済学部、MITスローン・スクール・オブ・マネジメント卒業(MBA)。

大学卒業後、住友信託銀行に入社。
1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。
その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。
2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

毎週発行する資産デザイン研究所メールは、購読者約12,000名。個人投資家の強い支持を受けている
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早稲田大学オープンカレッジ、丸の内朝大学などで講師を務め、雑誌、ネットでの連載コラムを担当。主な著書にシリーズ10万部を超えるベストセラーとなった「内藤忍の資産設計塾」シリーズ。「60歳までに1億円つくる術」「「好き」を極める仕事術」「丸の内朝大学マネーの教科書」「究極の海外不動産投資」など多数。最新刊は1月末に出版した「飲めて殖やせる 究極のワイン投資」。


金田大介(かなだ・だいすけ)

1982年生まれ、愛知県出身。
一棟収益物件に特化した東京都内不動産会社の執行役員。
業界歴は約10年、年間取引は30件45億円にのぼる。

宅地建物取引主任士
不動産コンサルティングマスター(公認)
ファイナンシャルプランナー(AFP認定会員)

法人(不動産ファンド、一般法人等)の売買取引に従事し、リーマンショック以降はサラリーマン投資家向け収益不動産の市場へ参入に現在に至る。
「負けない投資」をモットーに不動産投資の安定性、収益性、資産価値を顧客の将来設計に沿ってプランニングから実行・達成へと導く。
一般市場に出ていない【川上】の情報仕入ルートに強みを持ち顧客からのリピート購入率は70%を超える。

内藤忍

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