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The Style Concierge

証券会社のポイントサービス 2/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントの付加価値を見出す本連載。今月のテーマは証券会社などのサービスについて。主に投資信託の購入・保有に応じてポイントが付与されるという。(初回から読む)ーーー

エンリッチ 証券会社ポイント2

資産運用はプロに任せながら
購入・保有でポイントを獲得

運用自体はファンドマネージャに任せて、パフォーマンスを受け取る投資信託。手軽に始められることから、多くの人に人気です。運用に手間をかけたくない層にマッチした金融商品と言えるでしょう。

この、投資信託の売買・保有に関して優遇サービスを提供しているのがネット大手のSBI証券です。同社では、対象投資信託の月間平均保有額に対して、SBIポイントを付与する「投信マイレージサービス」を実施しています。条件は以下の通りです。

・月間平均保有額1000万円未満:月間平均保有額の年率0.1%付与
・月間平均保有額1000万円以上:月間平均保有額の年率0.2%付与

対象取引は、新規募集投資信託または継続募集投資信託の買付、他社からSBI証券へ投資信託の移管入庫、分配金の自動再投資、乗換買付で、貯まったポイントは現金、Suicaポイント、Tポイント、nanacoポイント、JALマイル、ANAマイルといった他ポイント・マイル、様々な商品に交換することができます。現金に交換すれば、実質的に投資信託の保有コストを削減できますから、お得感は高いでしょう。

通常の現金交換は、全国の金融機関(ゆうちょ銀行除く)に1000P以上100P単位で現金に交換でき、交換レートは1P=0.8円で交換手数料は1件160円、現金交換先に住信SBIネット銀行の口座を指定すると、500P以上50P単位で交換でき、レートも1P=0.85円にアップ、交換手数料は無料になります。さらに、SBIカードを持っている場合(現金交換先は住信SBIネット銀行口座に限定)、5000P=5000円、1万P=1万2000円に交換手数料無料で交換できるように。ホルダーにとって、かなり有利なサービスになっています。

投信マイレージサービスが良いのは、新規買付や売却を対象としているのではなく、「保有」に応じてポイントを付与することです。投資信託は商品の性質上、長期保有するケースが多く見られるので、これに応じてインセンティブが与えられるのですから、まったく手間もコストもかからず、優れたサービスと言えます。

菊地崇仁

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