9月26日（金）、プリンセス・クルーズのスフィア・クラス2隻目となる新造船「スター・プリンセス」が、イタリアのモンファルコーネにあるフィンカンティエリ社の造船所で行われた引渡式にて、正式にプリンセス・クルーズへ引き渡された。世界各地でクルーズを運航している同社にとって、スター・プリンセスは17隻目の客船となる。

スター・プリンセスは、受賞歴のあるサン・プリンセスの姉妹船で、サイズは総トン数177,800トン、乗客定員4,300名。1,500室以上のバルコニー付き客室を備え、客室からプライベートなパノラマビューを楽しめる。また、30か所のダイニングやバー、充実したエンターテインメントやアクティビティが用意される。また、スター・プリンセスとサン・プリンセス限定のサンクチュアリー・コレクションでは、専用レストランや大人専用のプールデッキが利用可能なほか、専用アメニティが提供される。

注目の施設には、次世代のリラクゼーション＆エンターテインメント施設「ザ・ドーム」、革新的な技術を駆使したシアター「プリンセス・アリーナ」、船内の中央に位置し、ドラマチックな曲線と大海原の眺望を堪能できる大きな窓が特徴的な「ピアッツァ」、ハリウッドの会員制クラブハウス「マジック・キャッスル」とのコラボレーションから誕生した「スペルバウンド・バイ・マジック・キャッスル」などがある。

約1,600名の乗務員が最初のゲストを迎える準備が整った同船のデビュークルーズは、10月4日（土）発の西地中海12日間となる。