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新造船「セレブリティ・エッジ」がデビューに向け母港に到着

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セレブリティクルーズの新造船「レブリティ・エッジ」が、15日間の大西洋横断を終え、フロリダ州ハリウッドにあるポートエバーグレース港のターミナル25(T25)に11月末に到着。

セレブリティ・エッジは、10月31日にフランス サンナゼールのアトランティーク造船所で引き渡し式を終え、1,400名以上の船員とともに大西洋4,000マイル(6,440km)以上を横断する航海に2018年11月4日に出発。途中でポルトガル領アゾレス諸島およびバハマのフリーポートへ立ち寄り、ポートエバーグレース港に到着した。

ロイヤル・カリビアン・クルーズ・リミテッド会長兼CEOのリチャード・D・フェイン氏は次のようにコメント。「セレブリティ・エッジがマイアミに到着したことは、セレブリティクルーズ社にとって大きな転換点となりました。この偉大な客船に生命が吹き込まれた瞬間が、長年のあいだ完成を思い描きながら設計し、その実現へ献身してきた我々の努力の到達点になりました。今、私たちは新たな時代の幕開けにいます。」

また、セレブリティクルーズの社長兼CEOのリサ・ルトフ・ペルロ氏は次のようにコメント。「同船初の大西洋横断が無事成功しT25へ到着したことは、セレブリティクルーズにとって歴史的な瞬間となりました。4年を超える計画で、世界各国から集まったチーム同士の協力や努力がこの素晴らしい瞬間に結実しました。当社はこの美しい船で文字通りにも比喩的な意味でも未だ見ぬ未来へ向かって航海を進めています。」

同船は、セレブリティクルーズ6年振りの新造船で、10年以上振りの新クラス1隻目のクルーズ客船。同社はセレブリティ・エッジの設計にあたり、クルーズの伝統的な考え方にとらわれないよう、あえてクルーズ業界とは今まで関わりのなかった専門家を探し、世界でも有数の建築家、デザイナーとパートナーシップを結んだという。

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デザインアンバサダーに世界的に有名なインテリアデザイナー ネイト・バーカス氏、世界中で数々のデザイン賞を受賞しているケリー・ホッペン氏が船内の客室、公共エリアとスパを担当し、船体の外観、屋外にある施設を世界の名だたる建築物を手掛けるトム・ライト氏、船内中央に位置するセレブリティ・エッジを象徴するエリアのデザインを世界的に有名なデザイナー パトリック・ジュアンとサンジット・マンクが担当した。

同船のデビューシーズンは7泊の西カリブ海クルーズと東カリブ海クルーズをそれぞれ交互に行い、西カリブ海デビュークルーズは2018年12月9日、東カリブ海デビュークルーズは2018年12月16日に出航。その後は2019年春に再び大西洋を横断し、バルセロナやローマなど地中海の代表的な都市を訪れる7~11泊のクルーズを運航するという。

エンリッチ編集部

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