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デルタ航空が世界初の全席個室のビジネスクラスを17年に導入

エンリッチ デルタ

デルタ航空は2017年秋から運航開始予定のエアバスA350型機に、全席が個室タイプ(スイート)のビジネスクラス、「デルタ・ワン」スイートを導入する。ビジネスクラスの各座席にスライド式ドアを設置するのは世界初。

快適性とプライバシーを重視してデザインされた「デルタ・ワン」スイートは、スライド式ドアで仕切られた空間に個人用収納スペースを設け、最新の機内エンターテインメントシステムを導入した。

「デルタ・ワン」スイートには、デルタ航空が8年前にビジネスクラスに導入した「全席通路側のフルフラットベッドシート」という特徴に加え、次の新設備が追加される。

・各スイートに充分な高さのスライド式ドア。
・中央の2席の間にはプライバシーを保つための可動式仕切り。
・各スイートに個別調整が可能な照明。
・パソコンやヘッドフォン、靴を収納できる専用スペース。
・形状記憶機能付きのクッション。
・米国航空会社最大の18インチの高解像度個人用モニター。

「デルタ・ワン」スイートは、まず2017年秋に運航開始予定のエアバスA350型機に32室設置される。A350への導入後、ボーイング777型機に設置予定。デルタ航空は米国航空会社の中で最初にA350を受領し、主に米国-アジア間の路線に使用する。

エンリッチ編集部

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