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プレミアム系クレジットカードにおける新サービス 1/3

ポイ探の菊地崇仁氏が、エンリッチ読者のライフスタイルにマッチするクレジットカード、あるいはポイントサービスの付加価値を見出す本連載。今回は、プレミアム系カードで進むコンシェルジュサービスのデジタル化、JALカードのホテル特典、さらに相次ぐ海外事務手数料の引き上げや、銀行・流通をめぐる提携の動きについて解説する。−−−

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エンリッチ読者の皆さま、ポイ探の菊地です。前回は、三井住友銀行と三井住友カードによる「Olive(オリーブ)」の最上位ランクとなる「Olive Infinite(Oliveフレキシブルペイ Visa Infinite)」の概要を取り上げました。SBI証券との連携によるクレカ積立で最大6.0%のポイント還元が特徴です。三菱UFJカードのクレカ積立も最大7.0%還元になり、こういったポイント還元競争は今後も激しくなりそうです。新たな動きがあれば、また取り上げたいと思います。

コンシェルジュサービスがデジタル化

最初に取り上げるのは、「ダイナースクラブ プレミアムカード」のコンシェルジュサービスです。

ダイナースクラブでは、プレミアムカードを中心にサービス強化を進めており、その一環として「プレミアム デジタルコンシェルジュ」を開始。新たに追加される「セルフサービス機能」により、レストランやイベントなどの検索から予約・手配までを、会員自身がオンラインで完結できるようになります。

用意されるのは、ダイニング、エンタテイメント、イベント、オファー・エクスペリエンス、インスピレーションといったカテゴリーです。セルフサービスでは対応が難しい場合、チャットでサポートを受けることもできます。

電話する時間がないときにオンラインで探して、そのまま予約できるのは便利です。特に若い世代までプレミアムカードのユーザーを広げていくなら、オンラインだけで済ませられる選択肢は必要でしょう。

ただ、個人的には少し引っかかるところもあります。そもそもコンシェルジュの良さは、人が間に入ってくれるところにあると思うからです。電話で条件を伝えれば、あとは先方が探して押さえてくれる。どの部屋タイプで、どう予約すればいちばん良い条件になるのか。そうしたノウハウこそが、プレミアムカードのコンシェルジュを使う価値だったはずです。

検索から予約まで自分でやるなら、極端な話、AIに任せても同じです。ホテルならオンライン旅行代理店(OTA)で探した方が安いケースも珍しくありません。セルフサービスで詰まったらチャットへ、という仕組みも、電話で済むなら電話した方が早いと感じる会員はいるでしょう。

もちろん、これは現在の会員層を前提にした話です。ダイナースクラブ プレミアムは比較的年齢層の高い会員も多く、電話を使うことへの抵抗が少ないでしょう。一方で、今後若い会員を増やしていくなら、オンラインでも使えるようにしておく必要はあります。その意味では、時代に合わせた対応といえそうです。

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菊地崇仁

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