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ロックダウン下のシンガポールの生活

厳格なロックダウンの効果が出てきている

このようにシンガポールでは、報道で見聞きしている限り日本よりはるかに厳格なロックダウンが行われていますが、その効果は早くも現れてきていると感じています。シンガポールの感染状況については保険省のサイトで毎日確認できますし、ワッツアップなどのチャットアプリでも最新情報が送られてきます。

この数字を見ると、ロックダウンが始まってから2週間程度が経過した執筆のタイミングで、日次の感染者数自体は急拡大しているものの、そのほとんどは専用の寮で生活している外国人労働者となっています。一般市民の市中感染はロックダウンが始まった直後の1日60人近くをピークとして、足元では20~30人で推移するなど減少傾向にあるように見えます。

このままあと2週間でロックダウンの効果が明確に表れて、期間が延長されることなく外出制限が緩和されていくことを願っていますが、シンガポールではロックダウン生活を快適に送る上で様々なサービスが拡大しています。

最も充実してきているのが食品やアルコール飲料のデリバリーで、ワインや前菜といったデリバリーをしてくれるレストランやワインショップも増えているので、食事は子供たちの好きなものをメイドさんに作ってもらいながら、大人は変化をつけるなどロックダウン下でも飽きない食生活を送れます。

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シンガポールには和食の店も数多くありますが、高級店も含めて続々とデリバリーに参入していて、先日はロックダウンが半分を経過したことを祝うために、紋寿司さんから写真にある手巻き寿司セットを宅配しました。下の子がまだ小さいので、普段はカウンターのお寿司屋さんに家族で行くことは難しいのですが、店と変わらない味を気軽に楽しめ、大人はもちろん子供も大喜びでした。

岡村聡

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